用語の意味を確かめてみましょう た行
- 第一ビジョン (Daiichi Vision)
- 日本で一番大きな海水魚、サンゴ関係の鳥取県にある卸業者です。
楽天市場のオンラインショップAqua First店を開いていますので、小売りも
してくれています。
- ダイクロイックミラー (Dichroic mirror)
- 薄膜による光の干渉を利用して特定の波長領域の光だけを透過させて、残りの
波長領域の光は反射させることのできるミラーです。
使用目的によって反射させる波長と透過させる波長を任意に移動させることも
可能です。
入射してきた白色光線を青、緑、赤に色分解させることができます。
スーパークールがダイクロイックミラーで前方に向かう光を後方に向けること
で水槽の
水温上昇を抑えています。
- タイドプール (Tide pool)
- 海岸の岩場などで潮が引いたときに水溜りのように海水が残っ
ているところがありますが、ここをタイドプールといいます。
日本語では潮溜まりと言っています。
海に棲む海水魚などが引き潮のときタイドプールに取り残され
ることがあります。
逃げ場が閉ざされた形になるため採集者にとっては採集しやす
い場所となります。
潮が満ちてくれば元の海と一体になるのですが、ここの環境は
とても厳しいものになることがあります。
ここは狭い水域になるので、生物にとって時により環境が変化
しやすい場所となります。
太陽の熱の影響を強く受けて水温が高くなったり、冬には水温が非常に低くな
ります。
水分が蒸発して比重が高くなったり、雨が降れば海水の比重が極端に低くなっ
たりします。
ただ小さなものを襲って食べる大きな海水魚などが来ることがほとんどないた
め、その点では安全な場所となるのでこの環境で順応している生物もたくさん
います。
- タイマー (timer)
- 設定した時間通りに電気のスイッチをオンオフしてくれる器具です。
→ プログラムタイマー
- 足し水 (the addition water)
- 水槽内の水は蒸発により少しずつ減っていきます。
気温が高くなったり、空気が乾燥したりすると減り方は多くなります。
海水水槽の場合、減ったままにしておくと比重が高くなっていき、中に棲ん
でいる生体にストレスがかかって病気が発生しやすくなってしまいます。
そのため減った分の水を補充していかなくてはなりませんが、このことを足し
水といいます。
足し水は比重を安定させるために行うので海水ではなく、真水を使わなければ
なりません。
- 立ち上げ (started up)
- 水槽の中で観賞魚を飼育するために必要になってしまった最初にやる作業です。
自然界の広い世界で生活していた生物を水槽という狭い入れ物の中で飼育する
と、自分たちの排泄物などで水が汚れていき生活できない水質になってしまい
ます。
この問題を解決するために、生物を飼育する前に水質悪化を防ぐ硝化バクテリ
アを水槽内に育てる作業が必要になります。
水槽に新しい水を入れて硝化バクテリアを育てる作業のことを水槽を立ち上げ
るといいます。
水槽を立ち上げることを “水をつくる” という言い方もします。
淡水で育てる硝化バクテリアは1ヵ月程度で育て上げられるのですが、海水に
棲む硝化バクテリアが安定して育ち上がるまでは3ヵ月近くかかるのが普通で
す。
硝化バクテリアが育っていないうちは、水槽内の飼育生物は増えていく有害
物質によって病気になり死んでいきます。
硝化バクテリアの育つ期間の違いにより淡水の熱帯魚が1ヵ月後から飼育で
きるのに対し、海水魚は3ヵ月近く待たなくてはならないということになり
ます。
そのため立ち上げのことをよく理解していない初心者は、買う海水魚買う海
水魚を次々と死なせてしまう状態を続けてしまいます。
水槽という狭い入れ物で生物を飼育しようとする無理なことを可能にしよう
としているのですから、立ち上げの期間はまだ生物が棲むことのできない環
境なのだと理解することが大切です。
- 脱窒 (Denitrification)
- 水槽で海水魚などを飼育する場合、窒素化合物( タンパク質
→アンモニア
→亜硝酸→硝酸塩 )の処理をしていかなければ飼育を続けていくことはでき
ません。
これは窒素化合物に酸素を化合させていき、次々別の物質に変えていく酸化
作用です。
普通は最終物質となる硝酸塩を( 硝酸塩も量が多くなると害を及ぼします )
捨てる方法をとっています。
しかし硝酸塩( NO3 )も脱窒をして、窒素と酸素に分けてしまえば害は起き
なくなります。
硝酸塩から酸素を除くことを脱窒といい、還元作用とも言います。
これを行う脱窒菌に働いてもらうことにより、硝酸塩を減らしていけます。
酸化作用でできてくる硝酸塩を還元作用で無くしていくバランスが取れれば、
水槽の中の硝酸塩は増えていかないことになります。
- 脱窒菌 (denitrifier)
- 硝化菌の活動によって水槽内に増えていく無害な硝酸塩も、
狭い水槽内ではやがて有害な量になってしまいます。
この硝酸塩を脱窒作用によって窒素ガスに変え、水槽内から
減らしていくことのできるバクテリアのことです。
還元作用によって硝酸塩を無くしていくバクテリアなので硝
酸塩還元菌ともいいます。
脱窒菌は酸素の得られる環境にいるときは普通の生物と同じ
く酸素を呼吸して脱窒を行いません。
酸素を得られない環境になると酸素の代わりに硝酸( NO3 )の酸素( O )を使って呼吸しだします。
こうして硝酸を分解していきますので、硝酸は減っていくことになります。
脱窒菌は何種類もあって
-
シュードモナス属
ミクロコッカス属
パラコッカス属
アルカリゲネス属
チオバチルス属
アクロモバクター などがいます。
ウォーター
コットアップ
JUNコーポレーション
ティーディーシー
デルフィス
日本動物薬品
野辺商会
バイコム
プロディビオ
アクアマックス
LSS研究所
ゼンスイ
D-D
Two Little Fishies
トロピックマリン
野辺商会
バーテックス
D.vanHouten
- 脱窒菌活性化剤 (Denitrificans activator)
- 硝酸塩が増えていかなければ水替えの頻度を減らすことができます。
その目的のために脱窒菌を育てて硝酸塩を窒素に変えていく方法が考え出され
てその方法でうまく飼育できている人も多くいます。
でもこの方法は貧酸素部分をうまく作り上げていかなければ成功せず少し状態
が作れないと硫化水素の発生が起き水槽の崩壊につながってしまいます。
微妙な調整が難しく失敗している人もたくさんいました。
近年になって貧酸素状態でないところで脱窒菌を活動させる方法が開発され硝
酸塩を手軽に消していくことができるようになりました。
そのおかげで苔の発生も減らすことができます。
アクアシステム
コトブキ
コラレン
シーケム
テトラ
デルフィス
Vertex
紅蜂
プロディビオ
Leaf Corporation
- タツノオトシゴ (Seahorse)
- 独特の形をしていてどちらかといえばエビとかシャコとかの仲間のように見え
ますが海水魚です。
海水魚にしては動きが鈍く、ほとんど一日中海藻などに絡まってじっとして
いるだけのように見えます。
水槽内の混泳の仲間に加えてみたいと思う人もいるかと思いますが、混泳させ
て育てることはできないと思ってください。
動きの鈍いタツノオトシゴは、ほかの海水魚がそばにいるとストレスを感じて
体調を崩してしまいます。
エビやカニなどと一緒にいると、動きの鈍いタツノオトシゴが餌になってしま
うこともあります。
飼育する場合は単独で飼育するか、タツノオトシゴだけで飼育する方法になる
と思います。
タツノオトシゴだけで飼育するにしても餌の難しさの問題があります。
タツノオトシゴは原則活きたものしか餌と感じてくれないことと、大きさが口
と比べて小さいときは餌と感じてもらえない難しさも持っています。
水質の悪化にも弱いため、食べてくれなかった餌はこまめに捨てていかなくて
はなりません。
ブラインシュリンプ、コペポーダ、ヨコエビ、イサザアミなどが活餌として
手に入れられるものになります。
冷凍餌に餌付いてくれるのが一番飼育しやすい状態ですが、このときは口元
に冷凍餌をおき、スポイトで水流を送り活きているように見せて食べさせます。
水槽の中に透明のプラケースを入れ、その中にタツノオトシゴを移し、そこ
で餌を与えてプラケースの底に溜まった食べ残しを捨てるようにすると汚れが
捨てやすくなります。
- タンク (Tank)
- 水槽のことを英語でタンクといいます。
メインタンク、サブタンク、ベルリンタンク、
リーフタンク、トリートメン
トタンク、ベアタンクなどと使っています。
また水槽で飼育している生物たちをタンクメイトと呼んだりしています。
- タンクデータ (tank data)
- ホームページなどで自分のアクアリウムの状態を示すことをタンクデータと
して表しています。
水槽のサイズとか使用している器具類とか飼育している生体の種類、数などを
列記しています。
よく使われているタンクデータの項目としては次のようなものがあります。
水槽のサイズ、底砂ライブロックなどの使用状況、濾過方式、濾材の種類、
照明器具、プロテインスキマー、クーラーなどメーカー名機種名など設備関
係のデータ。
人工海水のブランド名、維持水温、比重、換水の間隔・量など水質データ。
水質チェック方法、試薬、添加剤、チェックの頻度、チェック結果などの水
質維持管理データ。
飼育生体の種類、数、餌の種類、餌やり頻度、生体の生存年数、病気の経過、
治療薬品、方法などのデータ。
自分のアクアリウム環境の全体を知ってもらえるような情報を示したものです。
- タンクメイト (Bred living thing)
- 水槽内で飼育している生物をタンクメイトと呼んでいます。
タンクメイトは海水魚やタツノオトシゴなどのほか、サンゴ、イソギン
チャク、エビ、カニなどの無脊椎動物、貝類、クラゲ、ウニ、ヒトデ、
ウミウシ、海草、海藻などのほか、人によりいろいろなものが対象にな
ります。
- 炭酸 (Carbonic acid)
- 二酸化炭素 ( CO2 )が水に溶けたときにできる酸で水に溶けたときだけに存在
します。
水に二酸化炭素が溶けていけば水はだんだんpHが下がって酸性になっていき
ます。
水槽でエアレーションをすると攪拌されて、水の中の炭酸( H2CO3 )が炭酸
ガス ( CO2 )となって空中へ抜けていくので水は中性に向かっていきます。
二酸化炭素は水に溶けたときには炭酸( H2CO3 )の状態でいるときと、解離
して水素イオン( H+ )と炭酸水素イオン( HCO3- )になった状態が混じり合
った状態になっています。
その解離する割合は pHによって変わり、pHが 4以下のときには解離が起き
ないですべて炭酸の状態になります。
pH5.6 のときは炭酸の 20%が解離して水素イオンと炭酸水素イオンになっ
ています。
pH6 のときは 50%が解離してイオン化します。
pH8 のときは 98%が解離します。
このことは炭酸水素イオンの濃度を測ることによって逆に pHを知ることがで
きることになります。
- 炭酸塩 (carbonate)
- 二酸化炭素( CO2)が水に溶けた状態をイオン化した状態といい、炭酸イオ
ン( CO3- -)や重炭酸水素イオン( HCO3- )などの形になっています。
これらをまとめて炭酸塩といいますがアクアリウムの分野ではイオンの状態で
ない炭酸( H2CO3)や溶存二酸化炭素( CO2)を含めたものを炭酸塩と呼
んでいます。
マイナスの炭酸イオン( CO3-- )がプラスの金属イオンなどと結合してでき
ているものも塩と読んでいるのでサンゴの骨格を作っている炭酸カルシウム
( CaCO3 )も炭酸塩です。
炭酸塩は硬水や海水中に比較的たくさん含まれているものです。
- 炭酸塩硬度 ( KH )
- 炭酸塩硬度とは海水中に含まれている炭酸イオン、重炭酸イオンの量を表し
たもので、単位は° dH(dKH)です。
水槽内の pHが低下するのを防ぐ緩衝力を示すもので、数値を適正に保てれ
ば安定した水質を維持していけます。
自然界の海水のKHは 6〜7°dHですがマリンアクアリウムでの適正値は
8dH〜12dH くらいになります。
狭い水槽という環境ではちょっとしたことでpHの低下が起きてしまうため
pH低下の緩衝力があるKHを高めにしておく必要があります。
通常この値が低いと pH(ペーハー)が昼間と夜とで大きく違ってしまったり、
サンゴの石灰化が阻害されたりしてうまく飼育していくことができません。
逆に高すぎると藻類やコケが増えますので適正値にしていく必要があります。
海水魚の飼育ではあまり重要な指標ではありませんが、サンゴを飼育するとき
は大切な指標となります。
→ 総硬度
- 炭酸ガス (carbon dioxide)
- 多くの生物が呼吸した後吐き出すもので、炭素と酸素の化合物だと発見した
人の名前がガスさんだったので炭酸ガスと呼ばれるようになりました。
この化合物は二酸化炭素(CO2)で気体のときだけ炭酸ガスで固体のときはド
ライアイスと呼び水溶液は炭酸または炭酸水と呼びます。
そのため炭酸ガスという呼び方はあまりしなくなり、普通は二酸化炭素と呼ん
でいます。
→ 二酸化炭素
- 炭酸カルシウム (Calcium Carbonate)
- サンゴの骨格や貝殻の成分が炭酸カルシウム(CaCO3 )です。
炭酸カルシウムは、反応を起こしやすい金属であるカルシウムが炭酸と結合
して作られた化合物で、この状態では水に溶けません。
なお、哺乳類や魚の骨の成分は、カルシウムがリン酸と結合した
リン酸カルシウムです。
サンゴなどの炭酸カルシウムはアラゴナイトという呼び方をし、海
水にわずかずつ溶けて海水の pHをアルカリ側に保つ働きをしてい
ます。
アラゴナイトは長い年月をかけたり加圧されたりすると、カルサイ
トと呼ばれるものに変わります。
カルサイトとは石灰岩のことで、セメントの原料になったり、消石
灰などで土壌改良剤にされたり、大理石などの建築材になったりし
ています。
川の水や地下水は、山や地表を構成している石灰岩質(カルサイト)から少し
ずつカルシウムが溶け込んでいって硬水になっていきます。
- 炭酸水素塩 (hydrogencarbonate)
- 炭酸水素塩は重炭酸塩(Bicarbonate)ともいいますが、マイナスの炭酸水
素イオンがプラスの金属イオンなどと結合して塩となったものです。
ナトリウムと結合した炭酸水素塩は炭酸水素ナトリウム( NaHCO3 )で、
重曹とか重炭酸ソーダと呼ばれています。
炭酸水素塩は海水中にも比較的多く含まれていて炭酸水素カリウム( KHCO3 )、
炭酸水素カルシウム(Ca(HCO3)2 )などになっています。
- 炭水化物 (carbohydrates)
- 植物などが光合成で地球上に作り出した有機物で、炭素と水から作ったもの
です。
炭水化物と呼んだり、糖類と呼んだり、糖質と呼んだり、糖と呼んだり、グル
コース(ブドウ糖)と呼んだりしています。
植物はデンプンとして体内に蓄えますが、動物はこれを食べてグリコーゲンと
して体に蓄え、必要な時にエネルギーにして使います。
炭水化物は糖が結合していろいろな形で存在しますが、結合の数によって3つ
に分けています。
- 単糖 グルコース(ブドウ糖)、リボース、デオキシリ
ボース、ガラクトース、グリセルアルドースなどでもっと
も簡単な形の糖です。
- 小糖(オリゴ糖) スクロース、ラクトース、トレハロ
ースなどで、ショ糖、麦芽糖、乳糖がこのグループとなり、
単糖が数個集まったものです。
- 多糖 グリコーゲン、デンプン(アミロース、アミロペ
クチン)、セルロース、グルカン、アセチルグルコサミン、
マンナン(こんにゃく)などで単糖が多数個結合したもの
です。
- 淡水浴 (fresh water method)
- 海水魚の病気の内、海水魚の体表に寄生する虫が原因している病気の
治療にとても有効な方法です。
ベネデニア病(ハダムシが原因)、トリコディナ病(トリコディナ
原虫が原因)、白点病(クリプトカリオン・イリタンス原虫が原因)、
ウーディニウム病(アルデミニウム・オケラテウム原虫が原因)など
に有効です。
これらの病気の場合に淡水浴をすると、浸透圧の違いにより海水魚の体表に
寄生している寄生虫が死んで海水魚から離れて底に沈みます。
ただ白点病とウーディニウム病は海水魚の体内に寄生しているものがいるので
一度で全部殺すことはできません。
淡水浴のやり方は、カルキ抜きして温度合わせした真水に海水魚を1分〜10分
入れて行います。
小さな寄生虫ほど早く死んでくれますが、海水魚が小さい場合や海水魚の体力
が落ちている場合は、海水魚自体が浸透圧によってダメージを受けてしまいま
す。
海水魚の様子を見ていて安全なところで切り上げないと淡水浴によって海水魚
自体を殺してしまいます。
水槽内と真水とのpHショックを防ぐためには、炭酸水素ナトリウム(重曹)
を真水に入れて pHを合わせておく方法があります。
白いカビの塊のようなものが付くリムフォシスティス病の場合も、淡水浴を
した後に指先でカビ状のものをこすりとってやると治ってくれるものです。
- 炭素 (Carbon)
- 炭素は有機物の基本となる元素です。
炭素元素の結合の組み合わせは非常に多く、無限に近いいろい
ろな組み合わせが作れます。
生命体は炭素元素にいろいろな元素をくっつけて化合物を作っ
て成り立っています。
作られている化合物の元素を切り離したり、組み替えたりして
生命活動をしています。
切り離したり組み替えたりすることが生きていることで、それ
をしなくなった状態が死です。
他の元素では、組み合わせられる種類が少ないため、生命活動
をするまでに変化させることができません。
- 炭素源 (carbon source)
- 生物が生命活動をしているということは、たくさんの化学変化を次々続けて
いくということです。
植物は化学変化させるためのエネルギーを太陽光から得ています。
動物は酵素の働きによって化学変化させています。
化学変化させる原料としては、植物は二酸化炭素を使っていますし、動物は
有機物を使っています。
この原料はどちらも炭素から作られているものなので、炭素源と呼んでいま
す。
動物と植物はエネルギー源も炭素源もすべての種類が同じものと決まっていて、
植物の炭素源は二酸化炭素、動物は有機物です。
ところが微生物の仲間は両方が存在しますのでどちらなのか示すことで分類し
ています。
炭素源が二酸化炭素の細菌類は独立栄養生物とされ、炭素源が有機物の細菌
類は従属栄養生物に分類されます。
- 断熱材 (Thermal insulation material)
- アクアリウムを続けていくには水槽とか、ろ過装置、飼育生物とかいろいろ揃
えなくてはならず初期費用がかなりかかってしまいます。
その後もエサ代とか人工海水代など継続的に費用はかかっていきますがその中
で大きな比重を占めるものに電気代があります。
特に冬場のヒーター使用による電気代と夏場のクーラー使用による電気代があ
ります。
この電気代を低く抑えるために有効なものに断熱材の使用があります。
エアコンの効いている部屋でアクアリウムを楽しんでいる場合にはあまり影響
はないのですがそうでない場合は断熱材の使用でかなりの電気代の節約がはか
れます。
オペレーティングコストに役立つ断熱材は次のようなものがあります。
エコルノ
キョーリン
コトブキ
GEX
断熱クン
テトラ
- タンパク質 (Proteins)
- 生物の体を作っているものに必ず使われている物質にタンパク質とリンがあり
ます。
生物の体の本体はタンパク質で、タンパク質は数種類のアミノ酸で構成され
ています。
おおざっぱに言うと生物はDNA(糖とリン酸と核酸で構
成されている)に示されている作り方に従って、酵素
(タンパク質で作られている)が食べ物と酸素を使って、
タンパク質の体を作ったり、エネルギーを作って息をした
り動いたりして生きていることになります。
タンパク質は海水魚の体はもとより残り餌にも魚の排泄物
にも含まれています。
このタンパク質は空中、地中、水中などにいるバクテリア
によって分解されてアンモニアに変えられていきます。
アンモニアは生物にとって害となる物質なので、さらに別
のバクテリアによって硝酸塩に変えていかなくては生物は
生きていけません。
自然界では、硝酸塩は植物の餌(人間が与えるときは肥料
と呼んでいます)となって植物に使われていきます。
この繰り返しが食物連鎖です。
水槽で生物を飼育する場合は、濾過が順調に行われている
とタンパク質は硝酸塩に変えられますが、水槽外に出ていきませんので水槽内
に溜まっていきます。
海水魚の場合は硝酸塩がある程度溜まったとしても耐えられますが、ハードコ
ーラルどは少しの量でもダメージを受けてしまいます。
そのため無脊椎動物の飼育ではプロテインスキマーでタンパク質を除く方法
が使われたりしています。
- 窒素 (nitrogen)
- 窒素は大気中の78%を占めている一番多くある気体で分子式は N2 です。
生物にとって必ず必要な元素で、細胞を作るために使われ、DNAを作るた
めに使われ、タンパク質を作るために使われています。
窒素は食物連鎖によって形を変えながら次々にいろいろな生物の体作りの材
料になって循環していきます。
まずはじめに窒素は植物によってタンパク質に変化させられ、これを動物が食
べて栄養(体作りと活動するエネルギーの材料)にしています。
それなのに植物は窒素をそのまま直接取り入れることはできません。
バクテリアなどによってアンモニアや亜硝酸、硝酸塩などに変化されたも
のしか根から吸収することができません。
このことを考えに入れると食物連鎖の出発はバクテリアになりますが、普通は
気体の窒素を考えなくても循環は成り立ちます。
→硝酸塩→(植物)→タンパク質→(動物)→死骸→
(腐敗菌)→アンモニア→(硝化菌)→硝酸塩→
最後の硝酸塩が作られると、出発の硝酸塩として使われて循環しているのが普
通です。
水槽の中では普通の食物連鎖ができていないため、脱窒菌を育てるか水替え
をして硝酸塩を捨てています。
- 窒素サイクル (Nitrogen cycle)
- 窒素循環とも言います。
窒素は地球上の気体の78%を占めるほど大量にある気体です。
この窒素が生物の食物連鎖によって形を変えていき、また窒素に
戻っていくということを繰り返しています。
窒素は
と形が変えられていきます。
窒素は最初にニトロゲナーゼという酵素を持ったバクテリアによって植物が
吸収できる形のアンモニアなどの窒素化合物に変えられます。
これを植物が吸収して植物の体を作ります。
その後窒素は動物の体作りに使われたあと、細菌の酸化作用によってアンモ
ニアに変えられます。
アンモニアになった窒素は硝化菌の硝化作用によって硝酸に変えられます。
硝酸になった窒素は脱窒菌の脱窒作用によって窒素ガスに戻されます。
このように窒素が形を次々と変えていき、元の窒素に戻ってまた形を変えてい
くことを繰り返すことを窒素サイクルといいます。
- 茶ゴケ (Diatom)
- 水槽のガラス面などによく付く茶色のコケです。
こすれば簡単に取れるコケですが、見た目が汚らしくて嫌です。
自然界の海では植物プランクトンの代表格として、地球全生命の
ための大切な役割を果たしているものです。
しかし水槽の中では自然界のような食物連鎖は起きていないため
必要ではなく、むしろない方が良いものです。
茶ゴケは硝酸塩とリン酸塩とケイ酸塩を使って光合成して生き
ています。
原理的にはこのどれかを水の中から無くせば、コケは生えないこ
とになりますがなかなか簡単にはいかないようです。
コケを減らすために多くのベテランが行っているのは、シッタカ
やマガキガイなどのコケを食べてくれる生物を一緒に飼育する方法です。
- チャネル現象 (Channel phenomenon)
- 濾過フィルター内を流れる水は濾材と濾材の間の隙間を流れていき、水に触
れている部分にいるバクテリアが新しい酸素を含んだ水を得て硝化活動をし
ています。
そして時間が経つと濾材間の隙間にはデトリタスやゴミなどが溜まってふさ
がれていき、隙間の数はだんだん少なくなっていきます。
そのため最初はフィルターの全体を使って濾過が行われていても、時間が経
つと塞がれていないわずかな隙間だけにしか水が流れなくなります。
こうなると濾過はフィルターの一部で行われるだけの状態になってしまいます。
大きな濾過面積を持ったフィルターでも、使っていくうちに小さなフィルター
と同じ程度の濾過しかできていないことになってしまいます。
このような状態になってしまうことをチャネル現象といいます。
濾過フィルターに能力一杯働いてもらうためには、定期的に濾材をすすぎ洗い
して、詰まったゴミなどを排除していく必要があります。
長い間濾材の清掃をしないでいると水質の低下が起って病気が発生しやすく
なるのは、チャネル現象が起きて水槽の大きさに対して濾過能力が不足してし
まうからです。
- 中和剤 (Neutralizer)
- 水道水の塩素(カルキ)を除く(塩素を害のない別のものに変化させる)た
めに使う薬剤でハイポを使うことが多いです。
→ ハイポ
アクアガーデン
アクアシステム
イトスイ
ウォーターエンジニアリング
エーハイム
エフィッシュ
キョーリン
コトブキ
コメット
コンビ ハイポ
シーケム
ジェックス
水作
スドー
セラ
ソネケミファ
大東化学
テトラ
トリオ
ニッソー
日本動物薬品
バイコム
B-Blast
ヘーゲン
Leaf Corporation
- チョウ
- チョウチョウウオのことを略してチョウと呼んでいます。
チョウチョウウオは海の中を蝶々のように優雅に泳いでいるので、このような
名前が付けられました。
サンゴからサンゴへ移り渡っていく姿は、花から花へと舞っている蝶々その
もののようです。
この可憐な海水魚を水槽で飼いたいと感じる人も多いと思います
が、この魚はあまりストレスに強くないものが多いです。
そのため元気な動きの早い海水魚と一緒だとストレスを感じて簡単
に病気になってしまいます。
チョウチョウウオだけで飼育するか、おとなしいタイプの海水魚だ
けと飼育する必要があります。
またポリプ食性の種類も多いので餌付けに苦労したり、サンゴを食
べられたりすることも多いです。
価格的に比較的安い種類のものが多いので初心者に選ばれやすい海
水魚ですが、初心者が長く育てていくのは難しい種類の海水魚です。
- 通性嫌気性バクテリア
- 地球上の生物のほとんどは酸素を呼吸して生きています。
植物も動物も細菌類もほとんどが酸素を取り込んで、その酸素を使って、栄
養分を酸化させて生きるためのエネルギーを作っています。
酸素を取り込んで生きている生物を、好気性生物といいます。
好気性の生物は酸素が少なくなるとエネルギーを作れなくなり死んでしまいます。
ところが細菌の中には酸素が少なくなると、硝酸( NO3 )を分解して N と
O にし、この酸素を使ってエネルギーを作って生きていける脱窒菌(硝酸塩還
元菌)のような細菌がいます。
このような生き方のできる細菌を、通性嫌気性バクテリアといいます。
このほか、細菌の中には酸素を全く必要としない(酸素があると死んでしまう)、偏性嫌気性バクテリアという種類の細菌もいます。
- ツールハンガー (Tool hanger)
- 水槽のメンテナンスはこまめにやっていくことが大切です。
毎日の餌やネット・パイプブラシなど、ハサミ・ピンセット
などが水槽のそばにあれば面倒くさい思いをしなくてすみます。
アイデアによりいろいろな用途に使えるものとしてツールハンガーがあります。
アクアギーク
アズー
Elos
オリジナル
タイムストップ
- 釣り (Fishing)
- インターネットで使われるスラングで、嘘やデマで他人を騙す行為をいいます。
騙す内容のことをネタといいます。
わざと他人が反応するような間違いを書いたりします。
ネタで作られたホームページを作ってたくさんの人を騙していくものもあります。
- ツンゼ (TUNZE)
- 水槽内に海と同じような波を発生させることのできるウェーブボックスを製造
販売しているドイツの会社です。
→ TUNZE
- ティーエーエーエム (TAAM)
- Rio、SEIOなどのパワーヘッド、水中ポンプなどを製造しているアメリカの
会社です。
→ TAAM
- ティーエフダブリュ (TFW)
- アメリカンマリン社のピンポイントシリーズメーター類を輸入販売している
会社です。
→ TFWインターナショナル
- ディーディー (D-D)
- リン酸塩・シリカ吸着剤ローワフォス、水中ボンドアクアスケープなどを製
造販売しているイギリスの会社です。
→ D-D
- ティーディーシー (TDC)
- バイオカルチャーシリーズの脱窒菌、硝化菌などを輸入販売している会社です。
→ TDC
- ディノス (Dinos)
- Dinoflagellates の略で、特にサンゴ水槽で発生しやすい藻のことです。
薄茶色の渦鞭毛藻でシアノバクテリアと同じように膜状に広がっていき、サ
ンゴの上にかぶさってたくさんの泡状の形になります。
下になった部分のサンゴは死んでいきますので、サンゴ水槽の癌とも言われて
いるようです。
リン酸塩が少なく、ケイ酸塩が少なく、KH値が高め、強照明の水槽で発生し
やすい藻です。
すなわち管理の行き届いた上級者の水槽ほど発生しやすい厄介な藻です。
水質のちょっとしたバランスの狂いから発生しますのでメンテナンスをまめに
して防いでいきます。
- 低比重法 (Low specific gravity method)
- 海水魚の病気治療法の一つで、寄生虫が原因となっている病気の治療で行わ
れます。
この方法は通常の半分の比重の海水を作って、その中に病気の海水魚を移して
浸透圧を利用して寄生虫を退治する方法です。
治療する期間は淡水浴の場合と違って長い期間となり、1週間〜1ヵ月間低比
重の海水に入れておきます。
寄生虫は浸透圧の危機に対してシストを作って逃れようとするものもありま
すが、低比重の状態が長く経過すると細胞が正常に働かなくなります。
そのため卵がうまく孵ることができなくて死んでしまうため寄生虫がいなく
なるというものです。
- ディフューザー (Diffuser)
- 水中に空気を送るためのパーツです。
海水魚飼育の場合や水温が高い場合は水槽内の空気が不足気味になることがあ
ります。
特に外部フィルターを使っているときや大きな海水魚を飼育しているとき、た
くさんの魚を飼育している場合は不足になりやすいです。
そのようなときはエアレーションで水中に空気を送りますが、そのとき必要な
パーツがディフューザーです。
エアーストーンやウッドストーンを使うのが普通ですが、エーハイムなどはデ
ィフューザーというパーツを使ってこれを行っています。
- 底面濾過 (Undergravel filtration)
- 底面フィルターとも言いますが、水槽の底砂全体が濾材となるため効率の良
い濾過方式とされています。
本来の底面濾過はエアーポンプを使って、泡の上昇する力を利用して水槽内
の水を底砂を通して濾過するものです。
この水流はあまり強いものは作れないので、上部濾過フィルターの落下パイ
プに底面フィルターのパイプを接続して、パイプ側から水を逆の流れで使う
方法も行われています。
淡水魚の水槽ではよく使われていますが、海水魚水槽ではほとんど使われて
いない濾過方式です。
アクア工房
アクアシステム
エーハイム
コトブキ
ジェックス
水作
タイムストップ
トット
ニッソー
- データ形式 (Deta Format)
- ファイルの中身のデータ記録方式のことです。
多くは データ形式=ファイル形式 です。
映像データのようにファイル形式(拡張子)が同じでも、データ形式にあた
る圧縮形式が異なるものもあります。
- テクニカ (TECHNICA)
- 水槽用照明器具を製造販売している千葉県にある会社です。
製品としては
蛍光灯照明の
メタハラ照明は
- テコ (TECO)
- イタリアで作られている水槽用クーラーです。
→ TECO
- テスター (Tester)
- 水槽で生物を飼育していくためには、水槽内の水質を適正なものに維持してい
く必要があります。
そのための一番良い方法は頻繁な水替えを続けていくことです。
このことが難しい人が多いため、普通はろ過装置を付けて水替えの間隔を延
ばして飼育を可能にしています。
水質の状態が悪くならないうちは水替えしないでも大丈夫ということです。
その水質を調べるものがテスターで、いろいろな種類のテスターがあります。
温度、比重、塩分濃度、塩素濃度、アンモニア濃度、亜硝酸濃度、
硝酸塩
濃度、リン酸塩濃度、ヨウ素濃度、pH、ORP、
TDS、総硬度、炭酸塩
硬度、カルシウム濃度、溶存酸素、鉄濃度、銅濃度、二酸化炭素濃度、
酸
素濃度、アルカリ度など測定する対象によってそれぞれ適したテスターがあ
ります。
呼び方もテスターと呼んだり水質検査薬(計)、試薬、試験紙などと呼ばれて
います。
電子的に調べるもの、物理的に調べるもの、化学的に調べるものなどあります
が、アクアリストの使っているものはその中で価格が安く簡単なものだけです。
水質の悪化に弱い生物の飼育ほどテスターの重要性は高まりますので、上級者、
ベテランの人ほど使いこなしています。
私のような万年初級者は温度計と比重計しか持っていません。
テスターを販売しているところは
比重計は
マーフィード
ハンナ
アクアギーク
AIネット
カスタム
セラ
TFW
ニチドウ
ニッソー
ハセップ
HORIBA
ボルクスジャパン
マーフィード
アクアギーク
LSS研究所
HMデジタル
AutoAqua
ハセップ
HORIBA
マーフィード
MK Scientific
LSS研究所
カスタム
KKmoon
TFW
ニッソー
マザーツール
サトテック
SAGA
マザーツール
HORIBA
ニッソー
PRS
シーケム
ハンナ
ハンナ
ハンナ
ハンナ
ハンナ
アクアトロニカ
デュプラ
- テストフィッシュ (Test fish)
- パイロットフィッシュとかスターティングフィッシュとも言いますが、たと
え死んだとしても経済的なショックを受けない安い魚のことです。
私のようにまれにみる貧乏アクアリストに、テストフィッシュという概念は
ありません。
どんな魚でも私にとっては断腸の思いでお金を払って買っていますので、死
んでしまったら経済的に大ショックです。
一匹も死なせたくありません。
→ スターティングフィッシュ
- デスロック (Death rock)
- 生きている岩=ライブロックに対して、生きていない岩という意味でデスロ
ックと呼んでいます。
すなわち海から、海の生物が棲みついて生活している岩を採ってきたのでは
なく、生物が死んでしまって何も棲みついていない飾りサンゴ岩のようなも
のを指してデスロックと言っています。
デスロックであっても環境の良い水槽に長く入れておけば少しずつ生物が棲
みついてやがてライブロックになっていきます。
- テトラ (Tetra)
- 鑑賞魚用フード、水質測定用品、水質調整剤などで世界のアクアリウムを
牽引してきたドイツの会社です。
フレークフードを初めて創りだした会社でその後もマイクロミル工程、バ
イオアクティブ製法、クリーン&クリアーウォーター製法、プレバイオテ
ィクスなど新しい製法を開発してきています。
日本ではスペクトラム ブランズ ジャパン株式会社が 輸入代理店になっています。
製品は
テトラの外部フィルターは
外掛け式フィルターは
水中フィルターは
投げ込み式フィルターは
エアーカーテンは
テトラのエアーポンプは
蛍光灯照明は
LEDライトは
バクテリアは
試薬は
殺菌灯は
水質調整剤は
カルキ抜き剤は
ヒーターは
クーラーは
冷却ファンは
プロテインスキマーは
オートフィーダーは
海水魚用の餌は
水槽は
水槽セットは
人工海は
- デトリタス (Detritus)
- 植物が枯れていったり動物が死んだりすると、その体はバクテリアによって
次々形を変えられていき、小さなものになっていきます。
動物の糞や餌の食べ残しなども、バクテリアによって分解されていきます。
動物や植物などの有機物は、バクテリアの分解が繰り返されたのち、無機質
に近づいていきます。
最終的に無機質にまで分解されると、植物などに吸収されて養分となること
ができます。
分解されている途中では、分解された物にそれを分解するバクテリアが混ざ
って、たくさんの小さな塊の状態ができます。
その目に見えるどろどろしたような塊がデトリタスです。
- デニボール (Deniboll)
- 脱窒菌を育てるための餌です。
ナチュラル式では、ライブロックに生息する脱窒菌に働いてもらうことで
脱窒が行われていきます。
海水魚飼育の場合は発生する硝酸塩の量が多いため、それだけでは脱窒力が
不足するため特別に脱窒菌を育てる必要があります。
脱窒菌を育てるとき必要となる餌がデニボールです。
メーカーによりデニリングとかデニマックスとか呼び名は変わっていますが、
脱窒菌の餌であることは同じです。
脱窒菌を育てるためには、酸素のない嫌気層を作って餌としてデニボールを
与えて育てていきます。
デニボールはイギリスの ICI社が開発したバイオポールという生分解性プラ
スチックで作られています。
- デュプラ (Dupla)
- 水質検査試薬、メタハラなど各種のアクアリウム用品を販売しているドイ
ツ・ドーゼアクアリスティック社のブランドです。
世界最初に水草飼育のCO2添加システムを始めたり、アクアリウムにメタハ
ラを使うことを始めた会社です。
この会社はデュプラのほかにホビーのブランドでも商品を販売しています。
日本ではデュプラジャパンが取扱い代理店になっています。
製品は
ブラインシュリンプ専用ソルトは
濾材は
調整剤は
添加剤は
試薬は
テスターの電極清掃に使う
CO2拡散器は
逆流防止弁は
シリコンホースは
ビタミン剤は
餌は
- デルフィス (DELPHIS)
- 人工海水ライブシーソルト、水質調整剤、メタハラのアストロビームなどを
販売している兵庫県にある会社です。
この会社は養殖サンゴの普及に力を入れています。
製品は
メタハラは
人工海水は
総合栄養補給剤は
リン酸・ケイ酸吸着剤は
緩衝剤は
治療薬は
餌は
- 電位差 (Potential difference)
- 電気の流れる環境にある2点間の電気エネルギーの差のことを電位差といいま
す。
単位はV(ボルト)で、電位差は化学で電気の説明をするときに使う言葉で日
常的には電圧と呼んでいます。
- 添加剤 (Additive)
- 海水とは、真水にいろいろなミネラル成分が溶け込んでいる水のことです。
最も多く含まれているのが塩化ナトリウム(塩)です。
そのほかにもカルシウム、マグネシウム、バリウム、ストロンチウム、カリ
ウム、ヨウ素、亜鉛ほか量は少ないですが数多くの元素が含まれています。
これらの元素は水槽の中で生息している生物たちによって少しずつ使われて無
くなっていきます。
それを補充する方法の一つが定期的な水替えです。
水槽内でサンゴなどを飼育している場合には、元素の消費が多いため水替え
だけでは不足してしまう元素が出てしまいます。
消費の激しい元素は添加剤で補充する必要が起きてしまうため、KENTやレ
ッドシーなど数社で添加剤を販売しています。
特にプロテインスキマーを使用している場合は、タンパク質が取り除かれる
のと一緒に各種元素も除かれてしまいますので添加剤の使用が必須になります。
添加剤を販売している会社は
- 電気伝導度 ( EC )
- 導電率(Conductivity)とも言い、電気の流れやすさを示す指標です。
水に溶け込んでいるイオン化した物質(電解質)の量を示したものです。
単位は μS/cmです。
数値が高いほどイオン化した物質が多いことで、即水が汚れていると考えら
れます。
純水の電気伝導度は 0μS/cmで、不純物が含まれることにより電気が流れ
るようになって、数値が上がっていきます。
抵抗率(Ω)は逆に電気の流れにくさを示す指標で、数値が高くなるほど電
気が流れなくなります。
一般に個体の場合は抵抗率で表して、液体の場合は導電率で表すことが多い
ようです。
- 電磁弁 (Solenoid valve)
- 電磁弁とは電磁石を利用して弁を開閉させるパーツで、ソレノイド弁とかソ
レノイドバルブとも言います。
アクアリウムではカルシウムリアクターで二酸化炭素ガスを流したり止め
たりする部分で使われます。
電気をON/OFFすることで二酸化炭素ガスを流したり止めたりできますので
CO2ガスの添加の自動化ができます。
→レギュレーター
→拡散器
→スピードコントローラー
電磁弁を扱っているところは
Leaf Corporation
アクアギーク
AIネット
マメデザイン
リーフコーポレーション
などです。
- 天然海水 (Natural seawater)
- マリンアクアリウムの海水は人工海水の素で作るのが普通ですが、天然の海
水を使うのが理想です。
天然海水は自然の海から汲んできたもので場所により病原菌や汚れ、有害物
などが含まれていますが、商品として販売されているものはそれらの心配の
ないものだけです。
人工海水で海水を作るのと違い、比重を調整したりカルキ抜きをしたりとい
った手間がかからず便利でもあります。
- 電離 (ionization)
- 水に溶ける物質の多くは、プラスイオンとマイナスイオンになって溶けていま
す。
この状態を電離したといい、電気が流れる状態になります( 水に溶けても電
離しないショ糖のようなものもあります)。
水に溶かすと電離する物質を電解質といいます。
電解質は普通 プラスの分子とマイナスの分子が結合して塩(えん)の形にな
りますが、水の中にあるときは一部または全部がイオンの状態に変わり、残
りが塩の状態で平衡状態になります。
この状態のときはpH
や温度などの違いによってイオンになる方が多くなっ
たり、塩になる方が多くなったり変化します。
アクアリウムでは pH や温度などを調節して、安定したバランスで維持して
いかなくてはなりません。
プラスのイオンになるものは
金属イオンの代表的なものは
マイナスイオンになるものは
-
硝酸イオン( NO3- )
リン酸イオン( PO42- )
硫酸イオン( SO42- )
重炭酸イオン( HCO3- )
水酸化物イオン( OH- )
塩化物イオン( Cl- ) などです。
- ドイツ硬度 ( dH )
- German degree Hardness の日本語訳で、水の硬度を表すときの単位です。
マリンアクアリウムでは、KH (炭酸塩硬度)を適
正な値にキープすることが大切ですが、その時によ
く使われる単位が°dH です。
KHは 8dH〜12dH 程度にすると水質が安定します。
この単位は総硬度(GH)で使われる単位で、炭酸塩
硬度(KH)でも同じ単位が使われています。
ドイツ硬度の総硬度は、水1L中に含まれている Ca
とMg の量を酸化カルシウム( CaO )の量に換算
したもので、10mg/Lを11dH(1度)としたもので
す。
総硬度はドイツ硬度の他にアメリカ硬度(mg/L)
、
フランス硬度(°F)、イギリス硬度(°E)があ
ります。
- 動画圧縮 (Movie Compression)
- 動画はデータ量が膨大なため、圧縮して保存するのが普通です。
その圧縮の仕方によりMPEGなど数種類の圧縮形式があります。
映像を見るときはファイル全体を解凍しないで、再生する個所とその前後だ
けを解凍して再生しています。
- ドーシングポンプ (Dosing pumps)
- 微量元素を自動的に添加するようなときに使われるポンプで液体をチューブ
に通して、チューブの中の液体をローラーで少しずつ押し出す構造に作られ
ています。
普通のポンプはモーターの回転力を使って
インペラー(羽根車)で流体を次
々に流し続けていくものなので、わずかな量を流すことが不得意です。
添加剤やサンゴフードなどの添加は少しの量ずつ添加していかなくてはなら
ないのでドーシングポンプを使わないとうまくいきません。
ドーシングポンプを販売しているところは
アクアトロニカ
AQUA HOUSE
LSS研究所
カミハタ
グローテック
Pacific Sun
Bubble-magus
ドーシングホルダーは
WaveReef
- 導電率 (Conductivity)
- 電気が流れやすいものなのか流れにくいものなのかを表す指標で、数字が大
きくなるほど流れやすいことを示します。
→ 電気伝導度
- 東熱 (tonetu)
- ベンチュリー式プロテインスキマー、紫外線殺菌灯を主力製品としている会
社で信頼度の高い製品を送りだしています。
製品は
殺菌灯は
プロテインスキマーは
- 動物プランクトン (Zooplankton)
- プランクトンとは水中を漂って生活している生物のことですが、その中で植
物プランクトンを餌にして生活しているプランクトンを動物プランクトンとい
います。
動物プランクトンは小さいものは、ミドリムシ、ワムシ、オビムシのように
目に見えないようなものがいます。
ミジンコ、コペポーダ(かいあし)、ヨコエビなどやっと目に見えるような
ものもいます。
さらにはオキアミ、クラゲのような少し大きなものまでいます。
また海水魚の幼魚なども, ほとんど水中を漂って生きているような状態でいま
すので、この時期は動物プランクトンとなります。
→ 植物プランクトン
- 毒抜き (Poison pulling out)
- 底砂の奥にに溜まったデトリタスや硫化水素などを取り除く作業のことです。
海水魚や飼育生物の糞や食べ残しの餌、生物の死骸などは底砂
の上に落ちていきます。
それらはこれを分解する小生物やバクテリアなどによって小さ
くされ砂の奥へと沈んでいきます。
砂の奥にこれらが溜まっていき、いろいろなバクテリアに分解
されやすい不安定状態になっていきます。
病原性の細菌なども繁殖しやすい環境となります。
砂のさらに奥では硫酸還元菌によって生物に危険な硫化水素
が作られていきます。
これらのものが底砂から外に出て水中に混ざると飼育生物にと
って危険な水質になってしまいます。
これを防ぐために水替えのたびに有害物質を取り除くことが必要になります。
プロホースなどを使って砂の奥の水を排出する作業のことを毒抜きと呼んで
います。
水替えの時は水を新しい水に変えることだけでなく、底砂に蓄積している有
害物質も取り除くようにしていくと良い状態が続けられます。
- 独立栄養生物 (Autotroph)
- 植物は無機質の炭素( C )を酸化させて、
有機質( C の化合物 )を作っ
て生きています。
動物は植物が作りだしてくれた有機質を食べることによってのみ生きていけ
ます。
自分で有機質を作れる生物を独立栄養生物
といい、植物は全部独立栄養生物です。
自分で有機物を作ることのできない生物は
従属栄養生物になり、動物は全て従属栄養
生物です。
植物以外の独立栄養生物は、藻類、シアノ
バクテリア、光合成細菌(PSBなど)がい
て、これらはみな光合成によって有機物を
作っています。
独立栄養生物の中には光合成しないで生きている仲間もいて、硝化細菌、鉄
細菌、硫黄酸化細菌、水素細菌などがいます。
例えば、硝化細菌(硝化バクテリア)はアンモニアと炭酸を酸化させて、
硝酸塩を作りだして生きています。
→ 従属栄養生物
- 突然変異 (mutation)
- 生物は親の遺伝子(DNA)が子に伝承されて次々親と同じ姿、行動パターン
が引き継がれていきます。
遺伝子は親の遺伝子をコピーすることで子に伝えていくのですが、コピーは
大変正確にされ間違いは起きないのが普通です。
遺伝子は細胞一つ一つの細胞核の中にあって、糖(デオキシリボース)とリ
ン酸と核酸塩基で構成されるDNAが長くつながったものです。
DNAの違いは核酸塩基の組み合わせの違いになります。
一つの核酸塩基はアデニン、グアニン、シトシン、チミンの4種類の塩基の
内、3種類を組み合わせることによって作られています。
糖、リン酸、塩基でできたDNAが長くつながったものをコピーすることを繰
り返していくうち、コピー違いのものができることがあります。
コピー違いのため親と少し違う子供が生まれてしまうことを突然変異といいま
す。
親より良く変わった場合は進化したことになり、現在の生物は何億年もかけ
て突然変異が繰り返されて進化してきたものの結果です。
- トット (totto)
- トットは、バイオラボトットという会社のパーフェクトフィルターという製
品の名前です。
この製品はお手軽な外掛け式フィルターでありながら硝化作用も脱窒作用も
こなしてしまうという優れものです。
メンテナンスのし易さといい、濾過能力の高さといい、装置の小ささといい、
良いことずくめのフィルターといえるのではないでしょうか。
製品は
外掛け式フィルターの
- ドライボール (Dry ball)
- ドライ濾過方式のときに使われるプラスチック製の丸い濾材です。
製品としては
カミハタの
- ドライ濾過 (Dry filtration )
- 好気性バクテリアである硝化バクテリアに効率よく働いてもらうため
には、空気中の方が良いだろうという考えから濾材を水中の外に設けた
濾過方式のことです。
この方式では飼育水が濾材を通過して次々と流れ落ちてしまうため、デ
トリタスなどが溜まりずらくメンテナンスをあまりしなくてよいのが特
長です。
この濾過方式ではドライボールというプラスチック製の隙間のたくさん
ある丸いボール状の濾材が使われます。
- トリートメントタンク (Treatment tank)
- 病気の魚の治療を行ったり、人工餌を食べない海水魚の餌付を行ったり、新
しく買ってきた海水魚の状態の様子をみたりするための水槽です。
海水魚同士がケンカしてしまう場合の一時的に隔離する水槽としても使います。
水槽に引っ掛けてトリートメントタンクや産卵ボックスとして使える便利な
サテライトボックスというものも売られています。
- トリオコーポレーション (Trio corporation)
- 2012年11月1日倒産しました。
現在はアメリカレップカル社の爬虫類飼育用具・餌などを主に輸入販売してい
ます。
ビバリアブランドで水槽、照明器具、濾過器、水質調整剤、フードほかアク
アリウム用品を製造販売していた会社です。
特にオールガラスの小型水槽は可愛くインテリア性が高く人気がありました。
また、イタリアの外部濾過フィルターフルーバルの輸入代理店にもなってい
ました。
オールガラス水槽は
5o厚水槽用ガラス蓋受け
ビバリア外掛け式フィルターには
隔離ケースは
蛍光灯照明は
水温計は
照明と水温の管理に
水質調整用にアクリアシリーズの
オートフィーダーは
- トリクロルホン (Trichlorfon)
- 水に溶ける唯一の有機リン系殺虫剤でメトリホネートとも言い、ディプテレ
ックス(DEP)という名前で農薬や殺虫剤として使われている薬剤です。
この薬は正常な神経の伝達系に必要なコリンエステラーゼという酵素の活性
を低下させる作用をして、神経を麻痺させて殺虫します。
魚に寄生する害虫を駆除する薬ですが、甲殻類や吸虫類を殺しますのでカニ、
エビ、シュリンプ、貝類などのいる水槽では使えません。
魚毒性は低いとされていますが水温28℃以上、pH8.5以上では毒性が強くな
りますので使わないようにします。
また、水中に有機物があると吸収されて効果が無くなっていきますので汚れ
た水質では良い結果が得られません。
トリクロルホンを使った薬には
- トリコディナ病 (Trichodina)
- トリコディナ(trichodina)繊毛虫が寄生する病気で、空輸されてくるク
マノミ類が体力を落としてよくかかってしまう病気です。
体の一部に薄い綿のような膜が覆い、白点病にも間違われることがあります。
淡水浴をすることによりこの寄生虫を退治できますので、ベテランの中には
買ってきた海水魚は水槽に入れる前に淡水浴させることを習慣にしている人
もいます。
クマノミ自体は丈夫な海水魚なのですが、売っているクマノミのかなりの確
率で病気にかかっているため、多くの人が購入後数日でクマノミを死なせて
います。
- トリトンメソッド (TRITON METHOD)
- サンゴ飼育のために開発されたドイツトリトン社が進めている新しい飼育法
です。
トリトンシステムとも呼ばれていてトリトン社が決めた方式にそって水槽管
理をしていきます。
日本ではオーシャンアースが代理店になっていて、オーシャンアース経由で
トリトン社に水質検査の依頼をし検査結果による水質改善の指導を受けて最
良の環境を作っていくものです。
トリトン水質検査は私達が行っている試薬やテスターによるホビーレベルの
検査と違い本格的な32項目にわたる検査で正確な水質状態を知ることができ
ます。
トリトン社では水質を改善させる方法とともにトレースベースと呼ばれる各
種微量元素添加剤やピュアソルトと呼ばれるミネラル成分の低い海水の素を
用意していたり、リフジウムの設置やRO浄水器と2連のDIの設置を義務付
けています。
飼育者個人個人の自由度は低くなりますがこのメソッドにすればサンゴの状
態は最良のレベルに達することができるようです。
- トリハロメタン (trihalomethane)
- 水道水は浄水場で取水した水に塩素を加えて消毒、殺菌されて送られています。
取水した水にフミン質などの有機物が含まれていると塩素と有機物が化合して
化合物が作られます。
その化合物はクロロホルム,ブロモジクロロメタン,ジブロモクロロメタン,
ブロモホルムですがこれらを総称してトリハロメタンと呼んでいます。
トリハロメタンは発がん性があるとされていて水道水の水は浄水器を通して使
うべきとされています。
日本では塩素を使って殺菌していますが世界的には塩素をなるべく少なくした
り他の殺菌方法に変えたりしてトリハロメタンの害を排除する方向にあります。
- トロピカル-N (TROPICAL-N)
- 魚に寄生する原虫類、吸虫類などを駆除して外傷を治療をする薬です。
成分はアクリノール、トリクロルホン、塩化ナトリウムです。
アクリノールは他の薬剤と補完し合って効果を高める消毒殺菌剤です。
トリクロルホンは有機リン系の殺虫剤で、魚に寄生する原虫類、吸虫類などを
殺します。
甲殻類も殺しますので、カニ、エビ、ヨコエビ、コペポーダなどのいる水槽
では使えません。
トリクロルホンは温度やpHで毒性が変わり、水温28℃以上、pH8.5以上に
なると毒性が高くなりますので注意が必要です。
使い方はリフィッシュと同じような使い方になります。
グラム陽性菌、グラム陰性菌の両方に対して効力がある薬なので、硝化菌や
脱窒菌も殺してしまいますので薬浴は別容器で行う方が良いと思います。
トロピカル-Nはトロピカルゴールドと比べてトリクロルホンが5倍入ってい
ますので、害虫駆除薬としての実質価格は安くなります。
製品としては
- トロピカルゴールド (TROPICAL GOLD)
- 魚に寄生する原虫類、吸虫類などを駆除し、白点病、水生菌症、ほか外傷
などを治療をする万能的薬です。
成分はアクリノール、トリクロルホン、メチレンブルー、炭酸水素ナトリウ
ム、塩化ナトリウムです。
アクリノールは他の薬剤と補完し合って効果を高める消毒殺菌剤です。
メチレンブルーは原生動物(白点虫やウーディニウム、トリコディナなど)
や真菌類(カビなど)を殺します。
トリクロルホンは有機リン系の殺虫剤で、魚に寄生する原虫類、吸虫類などを
殺します。
甲殻類も殺しますので、カニ、エビ、ヨコエビ、コペポーダなどのいる水槽
では使えません。
別容器に病気の魚を移して薬浴するようにします。
トリクロルホンは温度やpHで毒性が変わり、水温28℃以上、pH8.5以上に
なると毒性が高くなりますので注意が必要です。
魚の病気について幅広くカバーしている点ではこの薬は実質的に安い薬といえ
ます。
製品としては
- トロピックマリン (Tropic Marin)
- 各種添加剤、水質測定試薬などを販売しているドイツの会社です。
→ Tropic Marin
- トロロ藻
- 水質の良い上級者の水槽でよく生える緑藻で、単にトロロと呼んでいます。
もやもやと緑の糸くずがからまったように生えてくるとても成長が早くて退
治するのが難しい藻です。
水槽により生えている種類は違いますがヒビミドロやジュズモの仲間が多い
です。
栄養塩が増えると発生すると言われていますが、栄養塩が少なければ生えて
こないという単純なものではないようです。
栄養塩のバランスが微妙に関係しているようで
硝酸塩とリン酸塩の比率がト
ロロ藻が増殖するのに適した割合とそれ以外の藻が増殖するのに適した割合
があります。
この藻を退治するのは難しいようですがアルジーイーターと呼ばれる生き物
を水槽に投入して解決したベテランの人が多いようです。
緑藻類は比較的水質が良く、光が良く当たる水槽で発生しやすくSPSなどを
飼育している上級者の水槽で発生しやすいものです。